コミュニケーション能力:指導方法
コミュニケーション能力~指導方法③~
コミュニケーション能力ということについてお話しています。
今回はコミュニケーション能力の指導法としてごく実践的かつ体験的である、実用的な指導方法についてお話していきたいと思います。
まず第1は、「伝え合う」ということを楽しむこと。
この能力を高めるには、「伝え合う」ということを楽しみ、喜ぶような体験をさせることが大切であり、私たち教師の話だけでなく友達の話を「頷く」「顔をみる」というような誠実な聞き方ができれば、大袈裟だと思われるくらいほめてやることが大切になってきます。
他には、勇気を持って発言をすることができたら、内容といったことよりもその勇気を持って発言することができたという積極性をほめてやることが大切になってきます。
第2は、伝え合うための技術を教えたりその技術を高めること。
伝え合いの能力を高めるためには、まず1文が短い表現が大切になる。
要するに「まるの多用、点の節約」といったところでしょうか!?
この方法を実践することで、相手は頷き返す回数がグンと多くなることは間違いないでしょう!
第3は、「伝え合い」をスムーズにするためには、自己制御が必要になるということ。
自分の話したいようにはなしたり、書きたいように書いたりするのではなく、常に相手への心配りをする必要がある。
このことを「価値のある無理」というのですが、自分を制御することで伝え合う楽しさや自分のためになるといったことを実感することができるようになるのではないでしょうか?!