コミュニケーション能力を身につけよう
相手と親しくなる秘訣はモノマネ
気になる人と、どうにかして親しくなりたい。
けど、親しくなるにはどうすればいいかわからない。
そう思っている人は多いことでしょう。
私も仕事やプライベートで仲良くなりたいと思った人に対して、
がんばってコミュニケーションをとりました。
結果はうまくいったこともあれば、うまくいかなかったこともありました。
どうしてうまくいく時と失敗してしまうと気があるのだろうと思い、
いろいろ調べた結果、その理由がわかりました。
うまくいく時は自然とかみ合っていたのですが、
うまくいかなかった時は、相手とかみあわず、空回りしていたのです。
では、どうすれば相手と自然にかみあってうまくいくのか。
その秘訣は「モノマネ」です。
うまくいく秘訣は相手の仕草をマネすること
「仲の良いカップルは似たような行動をする」というものや、
「仲良くなるためには相手と同じ仕草をするといい」というのを、
聞いたことはありませんか。
これは単なる傾向や経験則からのテクニックではなく、
「ミラーリング効果」という心理学で立証されているものなのです。
人は自分と似た身ぶりや仕草を獲る相手に対して、
無意識のうちに親近感を覚えます。
つまり気になる相手の身ぶりや仕草を見て、
自然と同じタイミングでマネすることで、
相手が無意識に自分に対して好意を持ってもらえるのです。
相手が前かがみになったら、自分も前かがみになる。
背もたれに寄りかかったら、自分も寄りかかる。
相手が飲み物を手に取ったら、自分も飲み物を手に取って飲む。
このように相手の行動に自然とあわせていきます。
ここで注意してほしいのは「サルまね」にならないことです。
相手の仕草をマネしようとするあまり、意識してやりすぎてしまい、
逆に不快な思いをさせてしまうこともあり得ます。
よくこども同士が、わざと相手がしたことや言ったことをマネして
「まねするなよー」とからかう遊びがありますが、それと同じです。
相手が「自分はマネされている」と感じ取ると、警戒されてしまいます。
自然と、さりげなくするのがポイントです。
かなり多くの人が知っていて、使い古されたテクニックのようですが、
長く使われているということはそれだけ効果アリということの証明です。
気になる人がいたら、さりげなく仕草をチェックして、マネしてみてください。