人間関係の改善に効くコミュニケーション能力
コミュニケーションに違いをもたらす能力とは?
コミュニケーションに違いをもたらす能力をご存知ですか?
「コミュニケーションの質は人生の質を左右する」
この言葉は、アンソニー・ロビンズさんのお言葉です。
人生の大半を占めているのは人間関係です。
それなのに、人間関係やコミュニケーションについて学ぶ方は多くはありません。
講座や書籍で学ぶと学ばないとでは、ぜんぜん違うことをご存知ないからです。
しかし現実は、大きな違いが生まれます。
コミュニケーションに違いを持ったらす力とは、ラポールです。
【人はどんな時に相手を信頼するか?】
ラポールは、人と人との心に「つながりをもたらす力」です。
ラポールを紐解くと、人が人を信頼するメカニズムが分かります。
人が相手を信頼する時は、大きく3つです。
1、興味、好感、安心感などの肯定的な感情を持った時
2、自己を開示して、その人にとってのコアな話をした時
3、特別な存在だと認識した時(意識、あるいは無意識に)
これは、コミュニケーション能力の高い方が必ずやっています。
あなたの今後にお役立ていただけるように解説していきます。
1、興味、好感、安心感などの肯定的な感情を持った時
ラポールを気づく目的はここです。
コミュニケーションスキルで言えば、ペーシング、ミラーリング、
バックトラッキングを行うことで、この感情を生み出すことができます。
心理学の類似性の法則により、人は自分に似た人を肯定し、
肯定的な感情をいだきます。これを意図的に活用しているのが、
コミュニケーション能力が高い人達です。
信頼できる相手にあった時、人の中には、
心地良さ、喜び、豊かさなどの感情が生まれます。
あなたにも、相手にとっても価値のあるスキルです。
2、自己を開示して、その人にとってのコアな話をした時
あなたは、素の自分をさらけ出せる人間関係を何人持っていますか?
素の自分をさらけ出せる人間関係は宝物です。
どんなに中が良くても、やはり話せない話というのは誰しもあります。
本当は誰かに聞いて欲しくても、どのように思われるかを考えると、
なかなか、話せないことです。
実は、人は自己開示した相手に対しては、親近感をいだきます。
「はじめてこんなに話した」
「こんな話をしたのはじめて」
コミュニケーションの中で、こういう言葉を言われたことはありませんか?
この時、相手はあなたを信頼して心を開いてくれています。
この状態を作り出すために必要なことは、
ラポールスキルと、傾聴です。
ラポールスキルで、あなたへの肯定的な感情を生みだします。
そして、傾聴スキルで、相手の話に耳を傾けます。
真剣に相手の話に耳を傾けた時、人間関係が変わります。
表面的な関係が、長年の親友のようになり、
仲の良い友人関係から、特別なことを話せる深い人間関係に変わります。
3、特別な存在だと認識した時(意識、あるいは無意識に)
実は、1番と2番で完了しています。
ここにもう一歩付け加えるとしたら、「自己重要感」です。
自己重要感は相手の存在の肯定です。
人は自分の存在を他者から肯定されてい生き物です。
そして、自分を肯定してくれる人はそうはいません。
言葉だけでなく、態度や雰囲気を含めた肯定です。
コミュニケーション能力の高い人は、
会話の中で、相手の存在を認め、肯定し、ねぎらいます。
そして、相手の存在を気にかけながら、人間関係を大切にします。
気にかけるという行為は、態度によるねぎらいです。
こうして、あなたは相手にとっての特別な存在になることができます。
是非、段階的に3つのポイントをお役立て下さい。
相手の反応、あなたとの関係性に変化が起こるはずです。